高血圧の方へ

血圧の高い方が受診された時、私(医師)は・・・

まず第一に、その方が本当に血圧が高いのかどうかを確認します。
診察室に入られてお話を伺いながら、緊張を解いていただきます。
一応のお話を聞き終えたら、まず左腕の血圧を、水銀血圧計で測定します。
数分後、今度は電子血圧計でもう一度計ります。
人間ですから測定間違いということも考慮して、異なる血圧計でも計るのです。
更に次に、右腕で計り、左右差の有無を確認します。

動脈の病気のある方は、左右の血圧に顕著な差があります。
ここまでの結果で、血圧は高そうだが直ちに治療の必要がなければ
自宅で血圧の測定を行い、記録していただきます。


血圧値の分類

高血圧と診断されたならば
次にどうしてその方が高血圧になったのか、原因を究明します。

高血圧症の原因分類
 1 本態性高血圧
 2 二次性高血圧

更に、高血圧の重症度を判定します。


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